貧乏人は麦を食え。年収200万円時代を生きる方法。-bobcoffeeの麦食指南

年収200万以下の人に送る、それ以上の人は行わないでください。(健康に関することは除く)

貧乏人は持たざる者の強みを活かせ。

私の節約術「セツヤクエスト

 

貧乏人はリサイクルショップで買い物をすべきではない。

http://bobcoffee.hatenadiary.com/entry/Recycle-shop

の中で

-

もしリサイクルショップで買うメリットがあるとすれば

アンティークのような時代背景がある商品で

インテリアになるようなものだろう。

 

だが、そのようなものは貧乏人には不要だ。

持たざるものの強みが無くなってしまう点で最悪の一手といえよう。

持たざるものの強みについては次回以降に触れるとして

-

と書いたり

貧乏人は米を食え。

http://bobcoffee.hatenadiary.com/entry/2013/10/01/202147

-

id:hylomさん

炊飯器がない人はどうすれば。

貧乏人は最初に家具をそろえても金に困ってリサイクルショップで

金に換えてしまうので家具がどんどん減っていくのです。

あとパスタは3食もしくは6食分一度にまとめて茹でるのですよ……

 

(bobcoffee)

まず、家具に投資することが間違いです。

家具とは一体なんでしょうか、

一般的に大きくて個人の嗜好が反映されたものですよね?

大きければ場所を取り、倉庫代も掛かります。

可搬性が悪く送料が嵩み、個人の嗜好が反映されたものであれば

それを買いたいと思う購入想定対象者は減ります。

当然、購入時より二束三文で手放さざる得なくなります。

私がいいと思ったからでは他人は買ってくれないのです。

-

と書いたのは

 

自分一人で運べないようなものを所持するということは

処分の時にも誰かの手を借りなければならなくなり、

 

その分、

処分にかかるコストが上がり、

更には売却価格が下がる事に繋がるからです。

 

リュックひとつで生活環境を大体揃えられるのならば

引っ越しや転勤、出張、災害時の避難(原発事故で県外脱出など)

といった事もやりやすくなるので

コストやリスクの低減に繋がります。

 

また必要以上に物に投資しないということは

採算分岐点を下げる事に繋がり、

競争力が上がるということです。

 

これはアウトソーシングが典型で

多額の投資をした場合は設備の稼働率を考えないといけませんが

アウトソーシングの場合は必要な時に必要なだけ依頼するので

 

依頼側は稼働率を考えなくてもいい

=多額の投資や稼働率を上げる為に安く請け負わざる得なくなる

といった不必要なリスクを抱え込まなくていいわけです。

 

逆にアウトソーシングの受注側は

生産行動に特化出来ますから効率化や稼働率の上昇による

低コスト化が出来るので価格競争力を得ることに繋がります。

 

 

貧乏人は得てして物を持つ事が

内製化につながりコストが下がるから

競争力に繋がると考えがちですが、

 

中途半端な内製化が

一番競争力がないということを認識すべきでしょう。

 

そこら辺は

D-FAXとコンビニコピー機のおかげで自宅プリンタがいらなくなった - (旧姓)タケルンバ卿日記

http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20131021/p1

みたいなものですね。

 

これも自営業であり、顧客や官庁に出す書類が

プリントアウトやFAXでしか受け付けなかった場合で

しかも印刷する数が多ければプリンターを持った方が

時間を節約できるので良いわけです。

(誰もが近くにコンビニがあるわけではないですから。)

 

もちろん、

効率を上げる、またはリスクを下げる為に

費用対効果の高い物に投資するのは必要な行動です。

 

貧乏人はこれを買え。-オススメする健康家電5品

http://bobcoffee.hatenadiary.com/entry/2013/10/13/091908

で書いたのも病気になるリスクとコストを考えた場合に

必要な投資であると判断したからです。

 

上で書いたこれらのこと以上に大切なのは

何かを持つということは

自由を縛られることにあります。

 

結婚すればそう簡単に引っ越しはできませんし

子供が出来ればコストも時間も割かなければいけません。

 

低所得な状況で家庭を築くと

その子供も低所得になりやすい

貧困の連鎖や貧困の悪循環は

 

親の生活習慣や学びに対する認識によるものもあるでしょうが

それ以上に子育てに時間もコストも取られて

 

キャリアアップの時間やコストが取れない

=貧困の継続

という部分が往々にしてあるのだと思います。

 

過剰な子持ち優遇が少子化を促進している。

http://anond.hatelabo.jp/20131020225918

については子持ち優遇が問題なのではなく、

 

若者世代の低賃金や雇用環境が悪いという話でしょう。

 

その部分の改善がなければ

子供は増えない

=一人あたりの税・社会保障の負担増・経済の縮小

は避けられないことです。

 

それなのに若者世代の低賃金を放っておいて

 

痛いニュース(ノ∀`) : 国民年金の全滞納者に延滞金…納付率が4年連続で60%を下回った為 - ライブドアブログ

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1778136.html

のように払えない人に

更に負担を増やして払えなくする行動を実行しようというのは

明らかに間違っています。

 

また生活保護の申請で

若いから働ける、大丈夫。といって

生活保護以外の支援を提供しないのであれば

 

それは自殺者や鬱病など、

更に重篤な状態に誘導して

余計に社会保障にコストが掛かることになり

社会としての利益を毀損する行為と言わざる得ないでしょう。

 

 

最後の方で本題とはズレた感じになりましたが

結論としては

 

貧乏人は持たざる者の強みを活かして

自分に学びや職業・スキルに対する深化、継続の為に時間を投資して

キャリアアップをして賃金の上昇へ繋げ、

失敗しても致命傷にならないように貯蓄を行いましょう。

 

そして将来的に持っても大丈夫なだけの収入になりましょう。

 

ということです。