日本国は原発と共に緩慢なる死に至る。
小泉元首相発言 「原発ゼロ」掲げる見識を疑う : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20131007-OYT1T01518.htm
を見て思ったこと。
あれだけの事故が発生し収束もせず
故郷と生活の場を失った人たちが現にいるのに
代替手段の開発を急がず現行の方法を推進する
その姿はもはや保守ではなく、守旧である。
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>現在、火力発電で原発を代替している結果、燃料の輸入費が増え、電気料金は上昇を続けている。このままでは、家計や経済活動に与える影響が大きい。
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については本来払うべきコストであり
それは日本以外の資源を持たない国も同様である。
世界一ともいっていい天災リスクを抱える日本において
一度の事故で広域かつ決定的な損害を与える方法に
エネルギーの依存し続けることは危険かつ非経済的であることは
明確で現に除染作業や保証に多大なるコストを発生させ、
それを原発を有する全ての電力会社に負担させている。
その結果、燃料上昇分以外の補填費用を
一部の企業や施設を除いた全ての電気利用者に負担させ、
現状の本来廃炉にされるべき長期間運用されている原子炉でさえ
動かそうというハイリスクな状況は維持され続ける。
これは本来のあるべき経済活動に基づいて
あるべき姿の経済規模に一度落ち着かせる必要があった、
バブル後の日本経済に対して公共事業や補助金というカンフル剤を
打ち続け薬漬けにしたまま老衰死させようという
事なかれ主義と何が違うのか。
その間にこの国の若者は居なくなり
残された国民は老いだけが進んでゆく。
そして少なくなった労働者に負担だけが増えてゆく。
これは日本国の緩慢なる死である。
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http://anond.hatelabo.jp/20130707015429
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131017/k10015335601000.html