貧乏人は麦を食え。年収200万円時代を生きる方法。-bobcoffeeの麦食指南

年収200万以下の人に送る、それ以上の人は行わないでください。(健康に関することは除く)

キャベツの外葉の下準備と調理法 -キャベツのカレー炒め

最近、野菜の値段が高いということで野菜高騰関連の検索ワードで

こちらのブログにたどり着く方が結構いらっしゃいます。

 

ということで

今回はその方々に向けて

スーパーや八百屋で捨てられている外側の葉をもらってきてから

どうやって調理すればいいかを書きたいと思います。

 

 

みなさんはなぜキャベツの外側の葉を捨てるのでしょうか?

 

理由としては

 

虫食いがあるからまた虫が付いてるかもしれないから

土が付いてるから

農薬が気になる

外側の葉は硬くて苦い

 

この辺りが気になってませんか?

今回はその全てを解消していきたいと思います。

 

 

 

まず最初に

 

虫食いがあるから、または虫が付いてるかもしれないから

土が付いてるから

農薬が気になる

 

について。

 

 

虫喰いに関しては虫が食べたいほど美味しいと肯定的に考えるとして

 

問題は虫が付いてるかもしれないからという部分については

茹でてしまえば卵も幼虫も死んでしまいますから

健康上の問題にはならないでしょう。

 

同様に茹でることで

土を落とし農薬も減らすことが出来ます。

(外葉に付いてる白いものは基本的に石灰ですから水溶性で茹でれば落ちます。)

 

 

最後の苦味については

光が当たることで出来る成分でしょうから

同じアブラナ科のケールなどに含まれる

フィトケミカルのスルフォラファンやイソチオアネートでしょう。

 

特に食べて害のある成分ではありません。

が、苦いと食べづらいので何とかしないといけません。

 

スルフォラファンやイソチオアネートは脂溶性ですから

茹でただけでは苦味は消えにくいので

油で炒めると苦味が減り食べやすくなります。

 

 

-下処理について

 

まずキャベツの外葉をもらってきます。

 

鍋にお湯を沸かし塩を入れておきます。

 

茹でる前に洗い桶や大きい鍋でキャベツの外葉を洗います。

 

洗った後の水です。

浮いてるものはアブラムシ、沈んでるものが土です。

 

洗い終わったら鍋で軽く煮ます。

 

湯で終わると鮮やかな緑色になります。

 

茹でた後のお湯にもアブラムシが浮いてるので

ただ水で洗うだけではダメだということがわかります。

 

全て茹で終わりました。

 

丸めて水分を絞ります。

 

食べやすい大きさに切ります。

 

この状態のものをジップロックやラップで包んで

冷凍庫に入れておくと次回から茹でる手間が省けます。

 

 

ではこの下準備が終わったキャベツを使って

今回はキャベツのカレー炒めを作ります。

 

よく水分を切った後のキャベツの葉を油で炒めます。

 

炒め終わったらたまごを加えます。

 

たまごが炒め終わったら

カレーペーストと顆粒ダシを加えます。

 

いつでも使えるカレーペーストの作り方 
http://bobcoffee.0012.org/entry/2015/04/27/074543

 

 

出来上がりました。

 

緑が濃い所は苦味がある所もありますが

春キャベツだからかそこまで苦味がある感じではありませんでした。

 

ただ、繊維分が多く硬さはあるので総入れ歯の人など

食材をかみ切れないような人には向かないでしょう。

(ミキサーで潰してカレーに入れるなどすれば食べられると思います。)

 

時間を置いたキャベツにありがちな薬臭さ

(イソチオシアネート→ジメチルスルフィドに変わったもの)

もカレーの風味と加熱でほぼ感じません。

 

キャベツの外葉と油炒めとカレーペーストの相性の良さがわかりましたので

みなさんも機会があれば作ってみてはいかがでしょうか。