シャープがこの先生きのこるにはどうすればいいか。
シャープ、資本金1億円に 大幅減資で累損を一掃 :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXLASGD08H5T_08052015MM8000
シャープが「中小企業」に? 資本金1億円への減資検討:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASH593FXKH59PLFA001.html
シャープの99%減資の意味すること
http://blogos.com/article/111762/
ここらへんの話ですね。
完全な門外漢なのでこの問題について書いたら叩かれそうですが
とりあえずシャープを倒産させないためには
どうすればいいか考えてみましょう。
その1
シャープを販売会社と製造会社に分ける。
シャープを販売と製造で分けることで
販売では
他社製品の取り扱いや価格競争力のある製品のOEM販売
自社技術に因われない製品の開発など
自社製品以外の選択肢を顧客に提案できるようになる。
製造については
自社の販売網のみで商品を売ることによって
工場稼働率を下げるのではなく、
積極的なOEM/ODM製造会社として生き残りを目指す。
また、「一人家電メーカー」などからの製造受注なども行い
相手企業を育てることで長期的な製造委託の確保を試みる。
その2
インドネシアに本社を移転して
アジアやアフリカを中心とした会社にする。
シャープはインドネシアで白物家電のシェアがトップクラスなど
競争力がある地域が存在するのでそのノウハウを活かして
これから家電が売れる新興国に完全にシフトする。
インドネシアでの白物家電のトップシェアなど
インドネシアで勝ち残れ 日本企業の戦略|特集まるごと|NHKニュース おはよう日本
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2014/09/0906.html
シャープ現法が好調 「とにかく細かく対応」 本社100周年でイベント | じゃかるた新聞 インドネシアの日刊邦字新聞
http://www.jakartashimbun.com/free/detail/1749.html
その3
銀行管理下で他社との合併または売却
自社での事業再生は諦めるルートですね。
参考になるのは
大宇財閥の債権団による事業の継続と売却のスキームでしょうか。
大宇財閥 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AE%87%E8%B2%A1%E9%96%A5
大宇グループ(だいうぐるーぷ)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E5%AE%87%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97-1560402
大宇財閥が1999年に解体、
大宇電子の場合は2006年まで親会社が無い状態で製造販売していましたから
交渉が難航すればそのような事態も考えられるでしょう。
現状を考えれば
日本でヒット商品が1つや2つ出たところで
今の状態を変えることは無理でしょうから
海外を主軸にするか他社の製造を受け持つかぐらいしか
選択肢がないように思えます。
どう転ぶか今後のシャープに注目して行きましょう。