貧乏人は麦を食え。年収200万円時代を生きる方法。-bobcoffeeの麦食指南

年収200万以下の人に送る、それ以上の人は行わないでください。(健康に関することは除く)

男は子供を捨てられて女は子供を捨てられないのか。

子供捨てられるようになればいいのに
http://anond.hatelabo.jp/20150914193029

について思うこと。

 

まず、煽るようなタイトルを付けた事を謝りたい。

 

元記事とは直接は関係ない話ではあるが

この話を見て最初に思い出したのはホリエモンの事、

彼は自分が家庭生活を中心には考えられないと離婚していますね。

 

このように男性が家庭の事を中心には考えられない、

またはストレスになると離婚するケースはまま耳にするが

一方で女性の方が子育てには向かないケースもあるだろう。

 

父親の8割が親権をとれない本当の理由 | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2014/04/08/538/

ところでこんな統計があります。「妻が全児の親権を行う場合」79.2%、「夫が全児の親権を行う場合」16.5%(平成10年、厚生労働省・母子家庭に関する調査より)

私が見てきたなかで、父親が親権を取得できたのは母性が欠如しているケースで「母親が逃げていき、子供と父親が家に残された場合」のみ。

 

-「妻が全児の親権を行う場合」79.2%

この中には離婚した後に生活出来ないからなどといった理由で

養育費が必要だからと積極的理由ではなく

消極的に親権を取るというケースもあるでしょう。

 

中には養育費が貰えなくなるから再婚はしない

という人も極一部ではいますよね。

 

子供を育てる意志がないのに

金銭目的で子供の養育権が欲しいケースがあるのだとしたら

子供にとっても不幸だと思います。

 

極一部と書いたのは

離婚の理由が金銭問題や暴力被害など

払わない関わりたくないと理由からか

全体の20%程度しか養育費を受け取っていないので、

そこから考えればレアケースでしょう。

 

養育費 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A4%8A%E8%82%B2%E8%B2%BB

2006年(平成18年)に行われた全国母子世帯等調査によれば、調査時点で養育費を受け取っていると答えたものは全体の19.0%に過ぎない。特に父子家庭は離婚した母親が養育費を払わないことが多く[1]、2011年(平成23年)度の母子世帯調査では、父子家庭がもらっている率は4.2パーセントである。この数字は諸外国に比べて極めて低いレベルに位置づけられる

 

また8割近くとこれだけ親権が母親優先であれば

子供を押し付けられている事も中にはあると思います。

 

 

子供にとっての両親がふたりともに親権を欲しがらないケースもあります。

主人と離婚したいのですが、子供の親権の件でなかなか話がまと... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1152197721

主人は離婚した後、別の女性と再婚するので子供の親権を放棄したいと言っています。

私も夢があるので親権を放棄したいです。

 

両親ともに子供の親権が欲しくないというのは

自分の人生を新たに始める場合に障害になる、

現実的な問題がそこにあるからでしょう。

 

預けられる場所がなければ常に一緒にいなければいけませんし、

預けたとしてもパートやアルバイトでは

まるまる保育料で消えて生活費も残りません。

 

結局はこのような状況の人には生活保護を受けてもらう事が

最も早い対応といえるかもしれませんが

お金を貰うことで専業主婦的に働いたとしても

その間の技能やキャリアの構築は妨げられるわけです。

 

女性の中にも子育てに向いていない人はいるはずです。

その人に無理に子育てをさせることが良いことなのでしょうか?

私には向いていない人に無理をさせストレスを抱えた状態で

子育てをさせることは社会的損失にしか思えません。

 

本当に女性の社会参加を考えているのであれば、

気軽に家庭も子供も持っても仕事の上でもキャリアを重ねることができ

女性であることが負担にならない社会であるべきですが、

従来型の「産め、働け、育てよ」から抜け出せず

社会として子育ての負担を減らす意志を感じられないわけです。

 

関連

バリキャリ女性が出産後に仕事を諦めるのはなぜ? | 中野円佳さんインタビュー | 日経DUAL
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=4318&page=2

少子化は女のせい?政府が導入決定した「女性手帳」批判の理由 by Gow!Magazine(ガウ!マガジン)
http://magazine.gow.asia/life/column_details.php?column_uid=00004045

 

 

 

子供から見たとして

自分の親が自分を生むために夢を諦めたと聞いた場合、

 

そこから生まれる感情は

産んでくれてありがとうという「感謝」なのか

私も子供ができたら夢を諦めなければいけないという「絶望」なのか

 

早く子供を産んで夢を諦めなきゃいけない日本だというなら

子供が大人になった時に家庭を持ち子供を持とうと思うでしょうか?

 

少なくとも私は子供がいても

夢を諦めずいられる社会の方が良いと思いますが

皆さんはどうでしょうか。

 

社会として払うべきコストを押し付けて

女性に甘えていませんか?