今の状況で安い白ロムを買うことはオススメできない。
ブコメが盛り上がってる記事を見かけたのですが
みんなが寄ってたかって50代の人を袋叩きにして
何が面白いのだろうかと思っているbobcoffeeです。
【MVNO】ドコモの白ロムAndroidは買わない方が良い - スネップ仙人が毒吐くよ
http://snep1000.hatenablog.com/entry/2015/12/07/073445
↑問題の記事
なんというか全員がリテラシーが高いわけではないだろうにと思うわけです。
その中で意見を言ってはいけないというのは間違ってると思いますし、
同程度の知識の人は同じ失敗をしないで済むという
役割を果たした記事として評価できるでしょう。
さて、記事の内容に関してですが
SH-13Cを買って遅いという記事になっているようです。
SH-13Cは2011年発表
スペックは
OS Android2.3
シングルコア A8の1コア 1GHz
メインメモリ 512MB
ストレージ 2GB
とゴミ以下のスペックとなっています。
この時代のスマホはバッテリーの持ちが非常に悪く
ネットに使えば3時間動けばいい方というシロモノです。
私もこのブログで何度か取り上げていますが
流石に今となってはオススメできません。
貧乏人はスマホを買え。(ただし白ロム5000円以下に限る。
http://bobcoffee.0012.org/entry/2013/09/27/100026
貧乏人はスマホを買え。(ただし白ロム5000円以下に限る。使い方編 その1
http://bobcoffee.0012.org/entry/2013/09/28/224922
貧乏人はスマホを買え。(ただし白ロム5000円以下に限る。使い方編 その2
http://bobcoffee.0012.org/entry/2013/09/29/231336
Android2.3搭載機種についての感想は
今はスマホとしては十分機能するけど、
今後のAndroid4.0でRAM1GBを想定したアプリの対応は
ハード的に難しくなるだろうといった印象で
既存アプリで今後2年間ぐらいは使えるんじゃないかと予想しています。
この記事を書いた時は2013年9月ですが
もう買い換えるべき状況でしょう。
Android4.0辺りを搭載した白ロムも
この記事を書いた後に触りましたが
相当遅かった事を今でも覚えています。
白ロムに関しては価格=スペックではなく
その当時キャッシュバックが付いて投げ売りされたかどうか
が流通価格を決めているといってもいい状態でした。
(当時はドコモがiPhoneを取り扱わずAndroid機の格安白ロムが多数発生)
今は端末0円+キャッシュバックのような条件のものは減ってきているので
この記事を書いた時点での白ロム価格より値上がりしています。
2015年4月18日現在のヤフオクでの白ロム相場について
http://bobcoffee.0012.org/entry/2015/04/18/072918
白ロムスマホの市場価値的な寿命は3年程度です。
格安白ロムの場合は
発売から1年で暴落して新品同様の格安白ロムが誕生
残りの2年をオトクに使う
このような流れになります。
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追記
キャリアの契約は基本的に2年契約なので
2年を超えると外装やバッテリーなどの状態が悪い物が
ヤフオクに出回る事になります。
バッテリーの交換ができない今のスマホで
バッテリーが消耗されている事は致命的です。
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つまり一年後にヤフオクで5000円~10000円にならない
現状ではお得感が全くないということになります。
しかもキャリアのスマホはいろいろとカスタムされていて
製品化されるまで時間が掛かり
Androidのバージョンが古かったりするので
スペック的にミドルからハイエンドクラスのものでなければ
わざわざ縛りの多いキャリア白ロムを買うメリットはないのです。
Androidの現状だと
Android4.3 以下を使用している人は標準ブラウザの利用をやめましょう - No Hack No Life
http://nohack-nolife.hatenablog.com/entry/2015/01/30/120000
Androidに「Stagefright 2.0」の脆弱性、また10億台に影響 - ITmedia エンタープライズ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1510/02/news043.html
のようなセキュリティの問題があるので
Androidのバージョンはできるだけ新しい方がいいということになります。
現状ではAndroid5.1以上がオススメです。
Andorid5.0からバックグラウンドインテリジェンスパワーセーブ
という省電力設定が追加されたので
待機時のバッテリーの浪費が劇的に減っています。
そう考えるとほぼ最新製品ということになり
尚更1万円以下で白ロムスマホを買うことが難しいわけです。
そこでオススメなのは7インチタブレットです。
BLUEDOT BNT-71W 7,980円
価格.com - BLUEDOT BNT-71W 価格比較
http://kakaku.com/item/K0000820437/
Fireタブレット(2015)8980円(プライム会員はクーポン割引で実質4980円)
どちらもWi-fiモデルなので無線LAN環境が必要ですが
Android5.1または5.1ベースのFireOSなので
BNT-71W Cortex-A53 4コア 1GB/8GB
Fireタブレット(2015)Cortex-A7 4コア 1GB/8GB
といったスペックでも基本動作はサクサク動きます。
詳しくはこちら
【徹底比較】BNT-71W VS Fireタブレット(2015)
http://bobcoffee.0012.org/entry/2015/11/18/143313
Fireタブレット(2015)は
GooglePlayを入れるとかなり使えますね。
Fireタブレット(2015)にGooglePlayアプリを入れる3つの方法
http://bobcoffee.0012.org/entry/Fire2015-GooglePlay
Fireタブレットについては
まさか2015年でもメインメモリ1GBの端末が
普通に売られているとは思いませんでした。
こんな記事を書いてたので
まさか二年後でも同程度の物が2015年に出るとは・・・。
新型KindleFireHD発表でNEXUS7(2012)が2016年まで現役になることがほぼ確定になったことについて。
http://bobcoffee.0012.org/entry/2013/09/25/%E6%96%B0%E5%9E%8BKindleFireHD%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%A7NEXUS%EF%BC%97(2012)%E3%81%8C2016%E5%B9%B4%E3%81%BE%E3%81%A7%E7%8F%BE%E5%BD%B9%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C
この辺りのスペックとなると
OSの重さが快適かどうかを決めると言っていいでしょう。
Nexus 7 2012 Wi-FiモデルにAndroid 6.0を導入してみたらとても快適になった話 | さいあの!
http://www.saiano.com/2015/10/nexus-7-2012-wi-fiandroid-60.html
これでメインメモリ1GB/ストレージ8GBの端末を
2017年いっぱいまでサポートする必要があるのだなと思うと
アプリ開発者にはお疲れ様ですといいたいですね。