「救急外来の診療費が高い」って言ったら、皆さんの闇が現れた の問題点を整理する。
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もう6日間、熱が続いていて、仕事に支障が出ている。自己責任なんですが。
病院嫌いなので、ふだんは少々の熱くらいでは受診しないんだけど……さすがに、土曜の夜に9度近い熱が出て、月曜は早朝からラジオに生出演だったので、救急外来へ行った
そしたら、初診料やインフルエンザ検査料も含めて、7000円かかった。仕方ないけど、ビタミン剤と咳止め(など)しか出なかったので、ちょっと不満が残った。
わたしは、ラジオのために、喉の炎症を抑えるお薬が欲しいと言ったんだけど、ダメって言われたから。それで、つい、こんなツイートをしてしまったのです。
>もう6日間、熱が続いていて、仕事に支障が出ている。自己責任なんですが。
>病院嫌いなので、ふだんは少々の熱くらいでは受診しないんだけど……
>さすがに、土曜の夜に9度近い熱が出て、
>月曜は早朝からラジオに生出演だったので、救急外来へ行った
救急外来へ行った
この救急外来へ行ったというのが問題でしょう。
今回のケースは
外せない仕事があってそれまでの期間が6日間あるなら
事前に平日の日中に病院を受診しましょうという話ですね。
また日曜や夜間の診療には優先度があります。
緊急性がない場合は
初期救急(一次救急)にあたる
休日当番医や休日夜間急患センターに向かいましょう。
-東京都の場合
24時間医療機関案内 東京都福祉保健局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/sodan/komatta/kyuubyou/24h_annai.html
東京都医療機関案内サービス“ひまわり”|東京都内の医療機関をさがせます。
http://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq/qq13tomnlt.asp
この救急外来はあくまで簡単な一時的な対処しかしてもらえません。
1日2日程度の薬しか出してもらえませんし
内科の方が見てくれるとも限りません。
あくまで補助的扱いです。
>そしたら、初診料やインフルエンザ検査料も含めて、7000円かかった。
>仕方ないけど、ビタミン剤と咳止め(など)しか出なかったので、
>ちょっと不満が残った。
風邪に特効薬はないので解熱剤に咳止めとビタミン剤ぐらいでしょう。
多少高いのは仕方がないですね。
深夜休日に診察する医者がいなくなったらそちらの方が問題だと思います。
追記
解熱鎮痛消炎剤 ロキソニン
ロキソプロフェン(内用):ロキソニン
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1149019.html
咳止め メジコン錠
デキストロメトルファン:メジコン
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se22/se2223001.html
ビタミンC&ビタミンB6 シナール
アスコルビン酸,パントテン酸:シナール
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se31/se3179115.html
胃の粘膜を丈夫にする レバミピド
レバミピド - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%9F%E3%83%94%E3%83%89
鎮痛剤など胃壁を荒らしやすい治療薬(イブプロフェン錠など)と併用し、胃壁の荒れを予防する目的で投与されることも多い。
解熱鎮痛消炎剤が出ていますし
ちゃんとした診断がなされていると思います。
>喉の炎症を抑えるお薬
については必要性がないからということでしょう。
-
医療機関のかかり方で上手に節約! | お役立ち情報 | 全国健康保険協会
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat540/20130224001
早朝・夜間・休日の加算
病院・診療所(初診)
病院・診療所(再診)
調剤薬局 時間外加算
概ね8時前と18時以降
土曜日は8時前と正午以降
850円
650円
調剤基本料と
同額を加算
休日加算
日曜日・祝日・年末年始
2,500円
1,900円
調剤基本料の
1.4倍を加算
深夜加算
22時〜6時
4,800円
4,200円
調剤基本料の
2倍を加算
夜間・早朝等加算
(診療所のみ)
18時〜8時
土曜日は正午〜8時
500円
※診療時間内であっても加算されます。
−
夜間・休日等加算
19時〜8時
土曜日は13時〜8時
−
400円
乳幼児加算の例
〈初・再診料〉
・初診料
通常 2,820円
6歳未満 750円加算
・再診料
通常 720円
6歳未満 380円加算
〈検査料〉※心電図検査、超音波検査、脳波検査などの「生体検査」
新生児 60%を加算 3歳未満 30%を加算 3歳以上6歳未満 15%を加算 〈早朝・夜間・休日の加算〉
通常 6歳未満 時間外加算 概ね8時前と18時以降
土曜日は8時前と正午以降
850円
2,000円
休日加算 日曜日・祝日・年末年始
2,500円
3,650円
深夜加算
22時〜6時
4,800円
6,950円
日曜の深夜の場合は深夜加算金だけ掛かるので
初診料 2820円
深夜加算 4800円
=7620円+薬代+検査・処置料金となります
とはいっても
国民保険社会保険ともに3割負担ですから
2286円+薬代+検査・処置料金
ということで
検査に費用が嵩まなければ
そこまで高いわけではないと思います。
>わたしは、ラジオのために、
>喉の炎症を抑えるお薬が欲しいと言ったんだけど、
>ダメって言われたから。
>それで、つい、こんなツイートをしてしまったのです。
ここらへんも専門外であるから精度が高い診断ができない
=責任が持てない
からでしょう。
-
また月曜は早朝からラジオに生出演だから
解熱剤を使ってでも仕事がしたいというのは
どう考えても迷惑行為だと思います。
6日間も続くなら風邪でもインフルエンザでも
熱が収まってから2~3日程度は人に感染させる可能性があります。
接触や飛沫または空気感染するような病気を
人が多い所で撒き散らすことが仕事と言えるのでしょうか?
スタジオに行く必要があるなら
事前に調整して電話のみにしてもらうか
他の人に代理で出演してもらった方がいいでしょう。
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追記
解熱剤の使用に関しては38度(38.5度)以上で
食事も取れない状態で初めて使うもので
意識がちゃんとしていて食事を摂れているのであれば
39度まで使う必要はありません。
体温が低い状態で使うと
ちゃんとピークまで体温が上がってウイルスが退治されないので
完治まで長引く事になります。
大人の場合は38度以上なら病院で診断を受けた方がいいでしょう。
土日祝日を挟んでしまう可能性があるなら
37.5度でも事前に診療を受けて解熱剤程度は貰っておいた方ががいいと思います。