HIV陽性者についてのガイドを見てみた。
彼女がHIVを持っているというので別れたら。。
http://anond.hatelabo.jp/20160627173600
はてなブックマーク - 彼女がHIVを持っているというので別れたら。。
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20160627173600
に関連しての話。
私はHIVについての知識は全くと言っていいほど無いので
専門サイトが紹介しているガイドラインについてこちらに載せておきます。
個別事案について具体的に書いて
Googleにアカウント停止にされると困るのでリンク先から確認してください。
Futures Japan HIV陽性者のための総合情報サイト
http://futures-japan.jp/pickup/%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E6%82%A9%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%B8/
2.HIVの感染力は強くない。知識を整理して行為別にリスクを考える。
で上げられている ハンドブック(2015年3月発行)には
一回あたりの感染確率は
最悪の方法を取れば1.32%以上
最善の方法を取れば
女性 0.08%
男性 0.04%
と推計されています。
更に器具を使った場合は0.2倍=5分の1
HIV陽性者が抗ウイルス薬を使用していた場合は0.08倍=12.5分の1
まで落とせると書かれているので
正しい知識と予防を心がけることで
パートナーに感染させるリスクは相当減らせるということになりますね。
一番気になるHIVの母子感染に関しては
全く対策を取らない場合は30%以上
対策を取った場合は1%~0.5%まで下げられるそうです。
HIVの母子感染は? | HIV感染症(エイズ)の検査・症状100問100答
http://www.hiv100aids100.net/%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%B7%A8/hiv%E3%81%AE%E6%AF%8D%E5%AD%90%E6%84%9F%E6%9F%93%E3%81%AF%EF%BC%9F.html
HIV母子感染の予防|子どもとエイズ世界キャンペーン|日本ユニセフ協会
http://www.unicef.or.jp/campaign/051025/column1.html
母子感染ではありませんが
血友病の治療に使われた非加熱血液製剤によって
薬害エイズ被害に見舞われた川田龍平参議院議員は
3歳から非加熱血液製剤を使用して
10歳でHIV感染告知、11歳から発病予防のインターフェロンを使用して
現在40歳とのことです。
川田龍平 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E7%94%B0%E9%BE%8D%E5%B9%B3
ちゃんとした治療を早期に受けられれば
HIV感染発覚、治療からの平均余命は40年と言われていますので
30代でHIVに感染した場合は寿命まで生きられる可能性があります。
一番問題なのは自身のHIV感染をパートナーに教えないこと
また自身がHIVへの感染認知が遅れることなので
同様に発見が遅れて深刻な状態に陥ることを避ける必要がある感染症検査や
HIV検査は積極的に行われるべきでしょう。
関連
HIV・エイズって何? | HIV検査・相談マップ
http://www.hivkensa.com/whatis/
交際相手にHIVと告白された時に知っておきたい基礎知識 - コリログ
http://www.corylog.com/entry/2016/06/28/193647
きちんと治療されていれば70歳まで4分3の人は生存できるくらいに進歩している。また、無症状のうちに適切に治療されればエイズの発症はほとんど起きないと言われている。