北海道&東日本パスとフェリーで北海道に行ってきた時の話。その1 仙台~青森
二日目はこちら
北海道&東日本パスとフェリーで北海道に行ってきた時の話。その2 函館~札幌
http://bobcoffee.0012.org/entry/2016/08/26/060000
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まとまった休みが取れたので北海道に旅行に行こうということになったので
いろいろ調べてみたところ
青春18きっぷより条件のいい企画きっぷがあることに気が付きました。
そもそも青春18きっぷとは
全国のJRの在来線の普通・快速に乗れるキップのことで
価格は11850円となっています。
決まった期間中の合計5日分(1日×5回)利用可能です。
青春18きっぷ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%98%A518%E3%81%8D%E3%81%A3%E3%81%B7
発売期間・利用期間
利用期間は学生・生徒がおおむね長期休暇(春休み・夏休み・冬休み)に入る期間で、その開始約10日前から終了日の10日前まで発売される。春季
発売期間:2月20日 - 3月31日
利用期間:3月1日 - 4月10日
夏季発売期間:7月1日 - 8月31日
利用期間:7月20日 - 9月10日
冬季
発売期間:12月1日 - 12月31日
利用期間:12月10日 - 1月10日
一方、今回利用したのは北海道&東日本パスです。
こちらはJR北海道+JR東日本の在来線 普通・快速に乗ることが出来ます、
また青い森鉄道・IGR岩手銀河鉄道・北陸急行にも乗ることが出来ます。
料金は10850円で連続した7日間利用可能です。
北海道&東日本パス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%26%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%91%E3%82%B9
発売条件
発売条件について、2016年[8][9]の事例を以下に説明する。
発売額:大人10,850円、小児5,420円(春季(第2期)以降)
発売と利用可能期間
春季(第1期):発売は2月20日から3月13日まで、利用可能期間は3月1日から3月19日まで。
春季(第2期):発売は2月26日から4月16日まで、利用可能期間は3月26日から4月22日まで。
夏季:発売は6月20日から9月24日まで利用可能期間は7月1日から9月30日まで。
冬季:発売は12月1日から翌年1月4日まで、
利用可能期間は12月10日から翌年1月10日まで。
JR東日本エリアから在来線で北海道へ向かう場合は
北海道上陸までに1日
函館から札幌に行くのに1日掛かるので
行き帰りだけで4日間掛かってしまってまともに観光することが出来ません。
もし在来線をメインに北海道に行きたい場合は
青春18きっぷより北海道&東日本パスを利用した方がいいでしょう。
北海道まで行けたのですが現在は不可能なので
新幹線ではなくフェリーを使うことにしました。
使用した北海道&東日本パス
1日目のルートと時間について
前提条件
実行日が7月末なので
日の出は午前4時頃、日没は午後7時頃です。
冬だと気温的にも体力的にも今回以上に大変だと思います。
停車時間10分以内の駅では
自販機で飲み物を買ってくることも難しいので
事前に飲み物や食べ物は買っておきましょう。
停車時間が30分でも注文してから出てくる食堂の利用は厳しいです、
売店やコンビニで弁当屋やパン、スナックなどを買うことになります。
1回目 仙台→青森
|
発着時間 | 駅情報 | 路線情報 | 乗車券 | 特急券等 | |
08:01発 | 仙台(宮城県) | ↓ | |||
110分 | 93.3km | ||||
09:51着 10:21発 |
一ノ関(岩手県) | ||||
切符運賃 3350円 |
|||||
88分 | 90.2km | ||||
11:49着 11:57発 |
盛岡(岩手県) | ||||
切符運賃 2360円 |
|||||
80分 | 82.0km | ||||
13:17着 13:17発 |
目時(青森県) | ||||
↓ | |||||
28分 | 25.9km | ||||
13:45着 13:57発 |
八戸(青森県) | ||||
切符運賃 3120円 |
|||||
92分 | 96.0km | ||||
15:29着 | 青森(青森県) |
仙台駅の改札内にはコンビニが入っているので
そこで食べ物と飲み物を買いましょう。
(もっと遠い所から乗ったらどうなの?)
東京→青森
|
発着時間 | 駅情報 | 路線情報 | 乗車券 | 特急券等 | |
04:45発 | 東京(東京都) | ↓ | |||
44分 | 28.7km | ||||
05:29着 05:33発 |
さいたま新都心(埼玉県) | ||||
↓ | 自由席 0円 グリーン席 980円 |
||||
78分 | 80.8km | ||||
06:51着 06:56発 |
宇都宮(栃木県) | ||||
↓ | |||||
51分 | 53.8km | ||||
07:47着 07:54発 |
黒磯(栃木県) | ||||
↓ | |||||
67分 | 63.4km | ||||
09:01着 09:24発 |
郡山(福島県) | ||||
↓ | |||||
46分 | 46.1km | ||||
10:10着 10:40発 |
福島(福島県) | ||||
↓ | |||||
76分 | 79.0km | ||||
11:56着 12:45発 |
仙台(宮城県) | ||||
↓ | |||||
45分 | 43.2km | ||||
13:30着 13:46発 |
小牛田(宮城県) | ||||
↓ | |||||
46分 | 50.1km | ||||
14:32着 14:43発 |
一ノ関(岩手県) | ||||
切符運賃 8420円 |
|||||
88分 | 90.2km | ||||
16:11着 16:22発 |
盛岡(岩手県) | ||||
↓ | |||||
76分 | 78.4km | ||||
17:38着 17:57発 |
金田一温泉(岩手県) | ||||
切符運賃 2360円 |
|||||
3分 | 3.6km | ||||
18:00着 18:01発 |
目時(青森県) | ||||
↓ | |||||
27分 | 25.9km | ||||
18:28着 18:40発 |
八戸(青森県) | ||||
切符運賃 3120円 |
|||||
92分 | 96.0km | ||||
20:12着 | 青森(青森県) |
熱海→青森
|
発着時間 | 駅情報 | 路線情報 | 乗車券 | 特急券等 | |
05:39発 | 熱海(静岡県) | ↓ | |||
117分 | 104.6km | ||||
07:36着 07:38発 |
東京(東京都) | ||||
↓ | |||||
57分 | 49.1km | ||||
08:35着 08:38発 |
久喜(埼玉県) | ||||
↓ | 自由席 0円 グリーン席 980円 |
||||
49分 | 60.6km | ||||
09:27着 09:32発 |
宇都宮(栃木県) | ||||
↓ | |||||
50分 | 53.8km | ||||
10:22着 10:27発 |
黒磯(栃木県) | ||||
↓ | |||||
63分 | 63.4km | ||||
11:30着 11:40発 |
郡山(福島県) | ||||
↓ | |||||
48分 | 46.1km | ||||
12:28着 12:40発 |
福島(福島県) | ||||
↓ | |||||
75分 | 79.0km | ||||
13:55着 14:34発 |
仙台(宮城県) | ||||
↓ | |||||
46分 | 43.2km | ||||
15:20着 15:35発 |
小牛田(宮城県) | ||||
↓ | |||||
48分 | 50.1km | ||||
16:23着 16:31発 |
一ノ関(岩手県) | ||||
切符運賃 9610円 |
|||||
94分 | 90.2km | ||||
18:05着 18:15発 |
盛岡(岩手県) | ||||
切符運賃 2360円 |
|||||
81分 | 82.0km | ||||
19:36着 19:37発 |
目時(青森県) | ||||
↓ | |||||
27分 | 25.9km | ||||
20:04着 20:30発 |
八戸(青森県) | ||||
切符運賃 3120円 |
|||||
93分 | 96.0km | ||||
22:03着 | 青森(青森県) |
不可能ではないっぽい。(フェリーは24時間なので午後11時までに着いて手続きをすれば11時30分の便に乗れる。)
盛岡駅でのJRからIGRいわて銀河鉄道への乗り換えは
かなり時間的にタイトなので案内表示をみて迷わないようにしましょう。
(JR→IGR乗り換えで300mほど歩きます。)
OTARU.TK - 盛岡駅 JR⇔IGR乗り換えガイド
http://www.geocities.jp/otaru_shi/g/morioka/
JR東北本線の車内広告
2ヶ月に一度の返済OK→年金受給者も対象に
中吊り広告にはJRの自社関連広告と自衛官募集ぐらいしかない。
本来は広告が入るスペースだが時刻表に
いわて銀河鉄道は広告を募集しています。
自社広告が多い
2回目 青森→弘前
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発着時間 | 駅情報 | 路線情報 | 乗車券 | 特急券等 | |
15:37発 | 青森(青森県) | 切符運賃 670円 |
|||
40分 | 37.4km | ||||
16:17着 | 弘前(青森県) |
午前10時~午後5時までの所が多い。
弘前駅前から出ている100円巡回バスは
4月~11月 10時から午後6時まで
12月~3月 10時から午後5時まで
100円バス - 弘南バス株式会社
http://www.konanbus.com/coin.html
なので弘前メインで観光したい場合は
深夜高速バスで青森・弘前に行くか前日から宿泊の方が良い。
巡回バスのバス停は結構な割合でふらいんぐうぃっち仕様に
藤田記念庭園内の洋館が
ふらいんぐうぃっちに出てくるカフェのモデルになっています。
洋館は喫茶店になっておりカフェメニューが注文できます。
看板を見ると午前10時から午後3時30分(ラストオーダー)のようです。
店内ではふらいんぐうぃっちグッズも売っています。
弘前といえばりんごですがアップルパイも扱っていました。
ふらいんぐうぃっちパッケージのキャラメルチョコケーキと
アップルパイを買いました。
営業時間がわからなくて扉が開いていたので入ってしまいましたが
物品の販売を含めても午後5時までのようです。
大正浪漫喫茶室|買う・食べる|公益社団法人 弘前観光コンベンション協会
http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/details.html?id=CNT00403251057093502
モダンでハイカラな大正時代にタイムトリップ。
岩木山を借景にした高台の庭園を望む洋館は弘前出身の実業家藤田謙一の別邸として大正10年(1921)に建てられました。
大広間とサンルームを利用した「大正浪漫喫茶室」は窓際が特等席。
四季の彩りを眺めながらいただく地元食材を使用した料理やアップルパイは別格です。■営業時間 / 9:00~17:00(さくらまつり期間中は時間延長あり)
■定休日 / 無休
3回目 弘前→青森
|
発着時間 | 駅情報 | 路線情報 | 乗車券 | 特急券等 | |
18:16発 | 弘前(青森県) | 切符運賃 670円 |
|||
42分 | 37.4km | ||||
18:58着 | 青森(青森県) |
JR青森駅から青森ブリッジに上がる階段は時間帯によって閉鎖されます。
ルートとしては
青森駅からA-FACTORYという物産館+レストランを通り過ぎた所にある
階段を使い青森ベイブリッジに登りそこから青森港フェリー乗り場に向かう。
(約3km・40分程度)
青函フェリー<のりば案内>
http://www.seikan-ferry.co.jp/place.html
途中のユニバース沖館店で
なかなか珍しい一野辺製パンや工藤パンの菓子パンを購入
(弁当は豊富ではなく高め、需要がないからか?)
甘すぎて辛いレベルの味
9時過ぎに青森フェリーターミナルに到着
青函フェリーの乗船券を買う。
私が載った時の料金は2000円
往復割で片道1900円(往復3800円)
往復の期間は14日以内
割引クーポン提示で
更にWEBクーポン提示で100円引きになり片道1800円
クレジット決済可能
青函フェリー<料金・ご予約>
http://www.seikan-ferry.co.jp/price.html
青函フェリー<割引クーポン>
http://www.seikan-ferry.co.jp/coupon.html
個人の場合は氏名住所連絡先を書いて窓口に出します。
待合室には充電に使えるコンセントはありません。
飲食店は午後6時までなので閉まっています。
人の乗り降りは脇の道を行きます。
自動車の乗り降りが先で人の乗り降りは最後となります。
ウォールハンガーか何か。
船なので椅子や机は固定されている。
公衆電話はドコモ
青森→函館間はドコモのLTE(ドコモ回線を借りている格安SIMも含む)が入るので
無線ルーターやスマホを持ってくればインターネットが出来ます。
はやぶさは就寝室が2つあり
片方がトラックドライバー専用、もう一つが一般客OKとなっています。
詳しく見てませんがコンセント無しのようです。
室内長は2m程度
客室のある展望デッキには椅子が取り付けられているので
日中であれば景色を楽しめますが、
夜だと光に誘われて虫が寄ってくるのでオススメできません。
函館港に着きました。
行きに乗ったのは2014年就航したはやぶさ
どの船でも各船にシャワーあり(あさかぜ5号は男性シャワー室のみ)
シャワーにシャンプー・石鹸類はなし
はやぶさは個室だったが
帰りに乗った3号はやぶさでは
シャワーカーテンのみロッカーも鍵なしなので
小さな防水バッグを持って行って貴重品はシャワー室に持って行った方がいいかも。
青函フェリー<船体情報>
http://www.seikan-ferry.co.jp/ships.html
電子レンジと給湯器、カップ麺と飲料の自販機あり
青函フェリーの青森港発23時30分の便に乗船
→函館港に3時20分着(遅れて3時30分頃到着)
移動時間 3時間50分
最初にシャワーを浴びて
コンセントがあるのでスマホやモバイルバッテリーを充電など
翌日の準備と下船の時間を考えると
乗船中に休める時間は3時間程度
なので舟に乗る前の待合室で休めるかどうかが鍵となる。
青函フェリーはもともと貨物用のフェリーで設備が簡素なので
快適さを選ぶなら津軽海峡フェリーの方が良いが
若干だが値段が上がるので北海道&東日本パス利用者なら
フェリーを利用せずに新幹線で行った方がいいかも。
(青春18きっぷの新幹線オプション券は2300円、
北海道&東日本パスの新幹線オプション券2800円)
今回は宿泊費を浮かせるためにフェリーを利用した。
運賃・料金 函館~青森|津軽海峡フェリー株式会社
http://www.tsugarukaikyo.co.jp/fare/fare_route1/
→7月30日だったのでC期間片道3190円
港にある青函フェリーの待合室には充電に使えるコンセントがないが
津軽海峡フェリーの方の待合室にはコンセントがあるとのこと。
後は基本的に貨物優先なので事前に電話予約すること。
危険物を運搬する時は搭乗人数が限られるようですし
天候によっては欠航も考えられるので安全の為にも予約しましょう。
(当日予約でもOKとのことです。)
二日目に続く