貧乏人は麦を食え。年収200万円時代を生きる方法。-bobcoffeeの麦食指南

年収200万以下の人に送る、それ以上の人は行わないでください。(健康に関することは除く)

あなたの料理を台無しにしない焦げ付かないフライパンについて。

消費者庁 フライパンの誇張宣伝で命令 | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160901/k10010665031000.html

について。

 

ショップジャパンで売られているフライパン「セラフィット」が

誇張宣伝であると是正命令が出されました。

命令を受けたのは、テレビの通販番組「ショップジャパン」を放送する名古屋市東区のオークローンマーケティングです。消費者庁などによりますと、この通販会社は、テレビの通販番組などで、「セラフィット」というフライパンを紹介する際、「ダイヤモンドの次に硬いセラミックを使っている」として、コインでこすってフライパンの表面がはがれない様子を見せたあと、「50万回こすっても傷まない」などと、音声や字幕で伝えていました。

 

普通に考えればわかると思いますが

セラミックということは磁器陶器なわけです。

 

セラミックフライパンの場合は

鉄またはアルミ+(磁器)+釉薬というホーローの一種でしょう。

 

つまり特性としては

ガラス質な表面は金属に弱く

油や水を弾くわけではないのでそのような特性がある場合は

何かしらの撥水加工を施していること、

そのような被膜と素材とは膨張収縮率が違うはずなので

急激な温度変化を起こした時は被膜にキズが入り

そこからくっついてしまう

ということになります。

 

こんなものは炒めものを作る器具としては

不適切だとすぐに分かりそうなものです。

 

そこで個人的にオススメなのは

中華鍋と小さめのフッ素加工フライパンです。

 

中華鍋は鉄という単一素材であり

空焚きの状態である300度の温度にも耐えます。

 

問題としてはちゃんと錆びつかないようにする酸化皮膜を作れるかどうかですが、

これはガス火がある環境で最初の錆止めの焼き切りをしっかり行い、

毎回ちゃんと油を敷いて煙が出るくらいまで

加熱してするようにすれば次第に焦げ付かなくなります。

 

一度しっかり酸化皮膜がつくと

こんなに便利な炒め用の調理器具はありません。

水も玉になってツルツルと弾かれていきます。

 

注意することと言えば

使い終わったら速やかに塩分水分を取り去ることですかね。

これらが残ると赤錆に繋がります。

もし赤錆が出たら焼き直しをしないといけないので面倒です。

 

調理が終わったらお湯を沸かして

ササラ亀の子たわしで汚れを落とし

水分を拭き取るか再加熱して水分を飛ばしてから保管すれば錆びません。

 

 

次に小さなフッ素加工フライパンについて

大体16~20cm程度のフライパンを使うということです。

 

小さなフライパンを使うということは

最大火力で使わなくなるのでフッ素加工の耐熱温度250度に達しにくくなります。

それだけフッ素加工が変質しづらく長期間使えるということですね。

 

こちらは中華鍋に使われている鉄と違い

酸や塩分にも強いのでソースを煮詰めたりするのにはぴったりです。

 

ヘタに高いフライパンを買うより適切な使い方をすることで

安い器具でも問題なく長期間使えるということを覚えておくと良いでしょう。