独居老人の安否確認を考える。
少し前に知り合いの高齢者と連絡が取れなくなった時があり、
場合によっては倒れているのではないかと心配をする事がありました。
孤独死も考えられるこういうケースに
どうすればいいのか考えてみたいと思います。
あなたが他人の場合
1)近隣の人に確認
何時頃から見かけないか情報を集めます。
デイサービスやデイケアなどの介護サービスを受けているなら
そちらとも連絡を取りましょう。
2)親族がいるなら親族に連絡
大前提としてサービスとして委託されているケースを除いて
勝手に動くということは出来ないので
まずは親族との連絡を試みるべきでしょう。
3)警察に連絡する。
親族がいない場合は警察に連絡して安否の確認をしてもらいます。
鍵を持っている大家か管理会社が立会にくるはずです。
他人の場合はこれぐらいしかできないでしょう。
あなたの親族の場合
大前提として合鍵を預かっていたほうが良いでしょう。
また、大家の方でも長期に遺体を放置して資産価値を減らさないためにも
合鍵を保管しておいたほうがよいです。
警察に連絡して立会を依頼して解錠を試みましょう。
合鍵がない場合は大家か管理会社を通して開けてもらいます。
大家や管理会社が合鍵を保管してない場合は
解錠業者に依頼することになるでしょう。
日中でも技術料と出張料で5000円~1万円程度
深夜なら深夜料金でプラス1万円程度でしょうか。
普通に合鍵をつくるなら500円~ですので合鍵を作っていた方が安く済みます。
1)近隣の人に確認
何時頃から見かけないか情報集めます。
デイサービスやデイケアなどの介護サービスを受けているなら
そちらとも連絡を取りましょう
2)警察に連絡する。
安否の確認ができない場合は
警察に連絡して立会を依頼して解錠を試みます。
合鍵がない場合は大家や管理会社にも合鍵の有無の確認をしましょう。
大切なのは命に関わる状態になる事を避けることですので
誰も居ない状況で倒れた場合などに速やかに助け出せるかが問題となります。
-もしあなたが独居老人なら
隣近所と毎日挨拶をしましょう。
毎日挨拶をしていれば急に出てこれない状況
=異変があるかもしれない
ということがわかるので安否確認に繋がります。
また牛乳配達や新聞配達を頼みましょう。
特に牛乳はなま物ですから配達を行う深夜早朝から
空きびんを回収に来るまでの間にそのまま放置されている場合は
異変がある可能性が高いですので
その時に安否確認、緊急連絡先に連絡してもらう事を条件に
牛乳配達を契約すれば安心に繋がります。
また、牛乳は高タンパク質でカルシウムも豊富ですから
筋力の低下を抑え、骨密度を維持することにも繋がるでしょう。
腎臓を悪くして低たんぱく食が必要な人でなければ
牛乳の方がオススメです。
金額的には牛乳1本を毎日頼んだとした場合、
一本120~150円程度のようなので
30日で3600円~4500円と新聞と同じぐらいの価格です。
単純に安否確認という話なら
スマートウォッチの電池の持ちが良くなり
心拍計測機能が付いてネットと繋がることでモニタリングして
異常が発生したら緊急連絡をしてくれるというシステムは
そのうち出来上がるでしょうが
それが普及するまでは5年10年は掛かるでしょう。
今現在の独居老人の緊急事態に対処するには
アナログな方法が確実性が高いと思いますので
牛乳配達や新聞配達といった民間ビジネスと連携した
高齢者の安否確認システムが広まることを期待したい所ですね。