貧乏人は麦を食え。年収200万円時代を生きる方法。-bobcoffeeの麦食指南

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デビットカード レジで現金受け取り可能になることのメリット・デメリット

デビットカード レジで現金受け取り可能に NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151227/k10010354271000.html

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まあ、いろいろ言われていますが

問題点とメリットについて考えてみましょう。

 

1)ATMが少ない地域で現金が下ろせる。

ATMが不採算になる地域でも商店がありますので

地域金融を支える可能性があります。

→ゆうちょ民営化でATM減少を予想して緩和か?

 

2)ATMより手数料は低い

ATMの場合は残高照会だけでもATM回線を使うためコストが掛かっていて、

ATMが利用された場合は設置・管理している銀行に手数料が支払われている。

残高照会が無料なのは銀行の方で負担しているだけである。

 

この場合1回あたり50円程度と言われているが

これはATMの機械自体の提供料なので

 

利用者としてのサービスの負担額は

実際は108円~324円程度掛かっている。

 

今回はデビットカードという話だが

VISAやMasterなどの国際信販のサービスを利用して

即座に口座から引き落とすとした場合は

 

楽天スマートペイ、Square、coiney 

などの決済サービスを見ても分かる等に3.25%程度で済む

 

これをATMと比較した場合、

数千円程度であれば同額程度の負担になる。

端末代は1~2万円程度なので端末の金額自体は負担にならないだろう。

 

回線自体もATM回線ではなく

ネット回線なのでコストが抑えられる。

 

3)ATM本体も高い

通常の銀行ATMは2000万円程度

コンビニ設置タイプでも500万円以上ともいわれ

現在でもATMを設置していないコンビニチェーンは存在する。

 

am/pmがファミリーマートに転換した時に

ATMがイーネットではなくゆうちょATMになったことは

店舗負担を減らすために行われたのだろう。

 

 

問題点

1)セキュリティ上の問題が発生する

1万円札は一度レジに入れるとお客さんに出す機会は無いので

防犯上スグに金庫行きになる。

 

引き出す前提で1万円をレジにストックするとなると

強盗に狙われる可能性が上がるだろう。

 

2)管理コストを誰が負担するのか?

レジから現金が引き出せるとなると

レジにある程度の金額をストックしておく必要がある。

 

それを実現するためのコストは追加で発生するもので

自分の所で消費する可能性が低いサービスを提供するために

小売店が負担するのか?という疑問がある。

 

クレジットカードやデビットカードでの直決済であれば

その場で消費に繋がるということで店舗側にメリットがある。

 

わざわざ現金として引き出させることに

店舗側のメリットがあるとすれば来店頻度の向上ぐらいだろうか。

 

 

総合的に考えて

離島などの僻地程度しかメリットがないと思われる。

アメリカでは採用されているようなので

どのようなメリットがあるのか知っている方がいれば教えてほしい。