公衆無線LANはポイントカードで紐付けされるべきである。
カフェやコンビニなど、無料で使えるWi-Fiスポット13選 | モバイルマーケティング研究所 |ModuleApps
https://moduleapps.com/mobile-marketing/wifi-spot/
公衆無線LAN - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E8%A1%86%E7%84%A1%E7%B7%9ALAN
など
巷には数限りない
無線LANスポット
=Wi-Fiスポット ホットスポット フリースポット
があるわけですが
Wi-Fiスポットが設置されていても
非常に使いづらい状態が続いていて一向に普及していません。
日本の場合、Wi-Fiスポットから犯罪行為を行われた場合に
Wi-Fiスポット設置者に責任問題が発生するという
正直ありえないような運用になっているためです。
京都市の公衆WiFi「危険」 府警「犯罪インフラに」警告 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150408000010
日本で無料 WiFi が普及しないたったひとつの理由 - ektarの日記
http://d.hatena.ne.jp/ektar/20121127/1354030860
その為、ほぼ全てのWi-fiスポットには
事前登録とパスワードが必要になっており
数十社あるWi-Fiサービスはサービスごとに
それぞれ事前登録とパスワードの保存が求められます。
現状ではWi-fiスポットの提供元が各社違うため
どうせ認証が必要ならいっそのこと
ポイントカードに紐付けされる方がスマートではないでしょうか。
現状での共通ポイントサービスの大手は3社あり
Tポイント TSUTAYA
楽天ポイントカード 楽天
Pontaカード ローソン
の何処かと提携してWi-Fi認証を統合していけばいいわけです。
Wi-Fiスポットの設置は
Docomo
au
ソフトバンク
などの
移動体通信会社がメインで行っているので
ほぼ自社回線の利用者にしか開放しておらず
自社回線の負担を減らす役割しか果たしていません。
これは公共の電波を利己的に占有していると言えるのではないでしょうか。
格安SIMの普及しつつある
現状に逆行しているように感じます。
Wi-Fiスポットは国内利用者に関しては
滞在時間が長期に及ぶサービス
(ホテルやまんが喫茶カラオケボックスなど)
には需要が高いですが
通常生活の利用を考えた場合では
よっぽど頻繁に行く場所でない限り
格安SIMやモバイルWi-Fiを利用するの方が利便性が高いでしょう。
設置する側として考えても
Wi-Fiスポットを設置することで回転率が悪くなっては
メリットを見出すことが難しいという事になります。
Wi-Fiスポット利用者に向けて商品の宣伝をするなどがあって
初めて設置者にメリットが生まれるといった所でしょうか?
一方、海外からの旅行者への利便性向上を考えた場合に
Wi-fi接続の利便性向上は必須といえる状況ですので
最低でも全国で数社分登録していれば
不自由がない程度にまとまってもらわないと
とてもではないですが使い物にならないでしょう。
Wi-fiの認証で一番腹立たしかったのは
ネクスコ東日本のE-NEXCO Wi-Fi SPOTです。
E-NEXCO Wi-Fi SPOT | ドラぷら
http://www.driveplaza.com/wifispot/
このサービスはパスワードをEメールで送ってきますが
そのEメールを読むにはネット接続が必要になります。
ネットに接続したくてWi-Fiスポットを利用するのに
それを利用するには自分のネット環境が必要という
欠陥システムが未だに幅を利かせているのでは
普及するわけがありません。
2020年の東京オリンピックに向けて、
また携帯料金を安くするために
Wi-Fiスポットの普及を、というのは簡単ですが、
今現在ある問題を直視した上でなければ
今のような誰も使わないシステムのために
税金をバラ撒くことになることを認識すべきでしょう。
石川温のスマホ業界新聞:総務省「料金値下げタスクフォース」が終盤に突入 ――有識者会議は、いったい何が「有識」なのか - ITmedia Mobile
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1512/04/news062.html
どこのポイントサービスとも連携しない場合は
SNSサービスでの認証が有力です。
この方式はスターバックスが行っています。
スタバの無料Wi-Fi、利用者が大幅増、SNS認証対応で訪日客が注目? -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150525_703619.html
こちらは海外からの観光客とも相性がいいので
ぜひ普及してもらいたいものです。