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格安タブレット BLUEDOT「BNT-71W」徹底分析 第2回スペック編

今回はスペック編ということで

本当にメーカーが言う通りのスペックなのか

という部分から見ていきたいと思います。

 

 仕様は

BNT-71W | BLUEDOT株式会社
https://www.bluedot.co.jp/products/bnt-71/


主な仕様
外形寸法( 幅×高さ×厚さ) 192×116×10mm
本体質量  約295g(内蔵バッテリーを含む)
マイクロプロセッサ  ARM Cortex-A7 1.3GHz クアッドコア
内蔵メモリ  RAM 1GB(DDRIII)/ROM 8GB
外部メモリ  microSDカードスロット(128GBまで確認)
ディスプレイ  7インチIPS液晶(視野角178度) 5点タッチ
画面画素数  1024×600画素
バッテリー  2400mAh
動作時間 動画再生:約5時間(Wi-Fiオフ/液晶輝度50%/イヤホン時)
音楽再生:約10時間(Wi-Fiオフ/液晶オフ/イヤホン時)
充電時間 約3時間(主電源オフ,5V,2A出力のACアダプターを使用した場合)
Wi-Fi IEEE802.11b/g/n
Bluetooth 対応(4.0)
GPS 対応
センサー 重力センサー
カメラ 前面Webカメラ30万画素
オーディオ スピーカー(モノラル)×1、マイク×1
端子類 ミニHDMI端子×1、microSDカードスロット×1、microUSB端子×1(OTG対応)、ヘッドホン端子×1
電源 microUSB端子より充電(DC 5V 2A)
オペレーティングシステム Android 5.1
マーケット Google Playストア
付属品 USBケーブル、取扱説明書、保証書

となっています。

 

メインメモリ(RAM)1GB 

ストレージ(ROM)8GB

とAndroidを使う上で必要最低限のラインを確保されていますね。

 

今回は性能を知るために

Antutuベンチマーク

PCMark for Android

CPU-Zで調べてみました。

 

 まずは部品が表記通りかデバイス情報で見てみましょう。

   

加速度センサージャイロセンサー傾きセンサー

回転軌道センサー重力センサー電子コンパス

ライト バイブ 調光などは削られているので実用上最小限といった所でしょうか。

 

スペック一覧の通り5点タッチまで対応していました。

 

 

CPUについて

メーカーページではCortex-A7の4コアとなっていますが

MT8163Vの型番通りCPUコアはCortex-A53のようです。

 

次にAntutuベンチマークに掛けます。

Antutuベンチマーク(1回目)

(2回目)

 

Antutuベンチマーク32bitでの総合スコアは26983でした。

同じ条件でアプリを追加したあとの総合スコアは24621でした。

 

二回目の方がスコアを落とした要因は

グラフィック性能が

2D 1421→912

3D 7551→5421

と下がっている為でしょう。

 

バッテリーの残容量や発熱量によって

わざとグラフィック性能を抑えているのかもしれませんね。

 

Antutuベンチマーク64bitでのスコア

 

整数演算

32bit 1973→64bit 3107

浮動小数点演算

32bit 1942→64bit 2486

64bitアプリ環境では2~3割程度CPU性能が向上しています。

 

 

2回目のベンチで考えるとNexus7(2013)には

CPUグラフィックともが2~3割性能が落ちる結果となっています。

Nexus7(2013)はCortex-A15の4コアで

当時のミドルからハイエンド付近の性能ですから仕方ない所ではありますね。

 

 

Nexus7(2012)だと思われる機種との比較です。

2回目の数字で考えるとCPUはほぼ同程度、

グラフィックは2D3DともにBNT-71Wが勝っています。

 

Geekbench3での性能ベンチのスコア

Geekbench3だとNexus7(2013)に肉薄していますね。

Geekbench3は64bit対応のようです。

 

PCMark for Androidでの性能ベンチスコア

 

 

 バッテリー駆動時間について

GeekBench3とPCMark for Androidで

バッテリーベンチを行い駆動時間を調べました。

 

GeekBench3 100→0% 3時間9分30秒(Dimscreen OFF)

CUBE BLUEDOT_BNT-71 - Geekbench Browser
https://browser.primatelabs.com/battery3/151694

 

PCMark for Android 3時間45分 100→20%

 

これらのバッテリーベンチは常に画面が点灯してCPUも動いている状態なので

ネット検索や電子書籍を見るなどの軽い処理であれば

+1時間程度は使えると思います。

 

この部分はもう少し実際に使用して検証する必要があります。

画面の明るさを調整するバーが機能しないことも影響したかも知れません。

 

軽さや価格と引き換えになりますが

出来れば駆動時間8時間ぐらいは欲しい所でしたね。

 

駆動時間の短さを逆手に取って

このタブレットを子供に渡して充電が切れたら

それ以上は使わないようにという熱中防止に使えるかもしれません。

 

この機種はWi-fi接続ですし家庭内でのみ使えて

GooglePlayにクレジット情報を入れなければ

課金で思わぬ出費も起きないでしょう。

 

追記

下記で明るさ調整が可能になるとのことなので

後日バッテリーベンチをやり直したいと思います。

BNT-71Wの明るさバーが効かない件 - BLUEDOTフォーラム
https://www.bluedot.co.jp/forum/viewtopic.php?f=18&t=1831

 

追記2

バッテリーベンチをやり直しました。

格安タブレット BLUEDOT「BNT-71W」徹底分析 第3回 動作報告まとめ
http://bobcoffee.0012.org/entry/2015/11/15/162752