一万円でスマホを買うならドコモの白ロム?それともSIMフリー機?
1万円で買えるスマホについて
1万円以下で買えるスマホといえば
白ロム(未契約端末)が主流だったわけですが
最近になってきて潮目が変わりつつあります。
ドコモの白ロムで一万円以下のスマホを探してみると
2012年製の製品に当たることが多く、
これはスペックでいうと
A15*2コア RAM1GB 8-16GB
Antutuベンチ 13000程度
価格は
本体代が5000円
送料が1000円
消耗したバッテリーの交換1000-3000円
合計 7000~9000円
A15*4コア 2GBの
N-03E SH-02E SH-04Eあたりなら
Antutu 16000-21000程度は出ますので
選択肢としてはありかも知れません。
(ヤフオクの中古だと状態に差があるので万人にお薦めできませんが。)
N-03E SH-02E SH-04Eの場合
本体代6000-8000円
送料 1000円
消耗したバッテリーの交換1000-3000円
合計 8000~12000円
2015年4月18日現在のヤフオクでの白ロム相場について
http://bobcoffee.0012.org/entry/2015/04/18/072918
最近になって一万円ほどの低価格帯でも
使えるレベルのSIMフリー機が出てきています。
これはAndroid oneプログラムという
低価格で品質の高いスマートフォンを普及させようという
仕組みから生まれたものと考えられます。
Google、新興市場向けにハイクオリティで安価なAndroidスマートフォンを開発できるようにする「Android One」プログラムを発表、今秋よりインドでスタート | juggly.cn
http://juggly.cn/archives/120528.html
blog of mobile » Blog Archive » GoogleのAndroid Oneプログラムをミャンマーに拡大
http://blogofmobile.com/article/39665
このプログラムにより端末の統一化が促進され
新品でも一万円のスマホが登場してきています。
逆に言えば一万円程度のSIMフリー機は
世界標準の機能を搭載することで低価格にすることが出来るわけですが、
日本独自に搭載しているものに関しては対応していませんので
そのような機能が欲しい場合は
ドコモなどキャリアの白ロムを選んだほうがいいでしょう。
-一万円前後のSIMフリー機について
現状で候補に上がるのは3機種
gooスマホ g01(ZTE Blade L3 )
freetel priori2 3G
covia FLEAZ F4
どれも3G(ドコモでいうところのFOMA)対応で
LTEには対応していません。
4G(LTE)自体が世界的に見れば普及がまだまだなので
低価格機としては致し方ないでしょう。
このような低価格機は格安SIMで利用するものと考えて
3G程度の速度でも使用に問題がないと考えるべきでしょうか。
gooスマホ g01(ZTE Blade L3 )
書いている時点で一番新しい一万円SIMフリー機で
Android5.0に対応しています。
gooスマホ g01(ZTE Blade L3 )の特徴
CPU MediaTek MT6582M CortexA7*4コア 1.3GHz
(Antutu 19300)
RAM 1GB/ROM 8GB
OS Android5.0
5インチ液晶 854×480
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリー容量 1850mAh(取り外しはできるが市場に供給されない)
Bluetooth 3.0
対応SIMサイズ 標準SIM*2スロット
テザリング 対応
microSD カード×1(SDHC 対応)
FMラジオ(イヤホンアンテナ式)
LED通知ランプ
アプリのSDカードへの移動に関しては
Android5.0から仕様が変わったので
アプリ側でまだ対応していない物が多いとのこと。
センサー類
・GPS
・加速度センサー
・近接センサー
・光センサー
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楽天ならポイント10倍などを狙えば
10800円-1080ポイント=9720円ということになりますね。
freetel priori2 3G
今回取り上げた三機種の中で一番オススメなのが
このfreetel priori2 3Gです。
バッテリーの交換
カメラのオートフォーカス
A-GPSやデジタルコンパスなど細かい所で
他より優れています。
ただ、初期ロットではタッチパネル関連の不具合があったようなので
問題があった時に交換をスムーズに頼むために
新品で買ったほうがいいでしょう。
freetel priori2 3Gの特徴
CPU MediaTek MT6582 CortexA7*4コア 1.3GHz
(Antutu 19000)
RAM 1GB/ROM 8GB
OS Android4.4.2
4.5インチ液晶 854×480
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
(メイン+フロントともにオートフォーカス対応)
バッテリー容量 1700mAh(交換可能 公式ストアで1980円)
Bluetooth 4.0LE
対応SIM 標準SIM*1スロット MicroSIM*1スロット
テザリング 対応
microSD カード×1(SDHC 対応)
LED通知ランプなし
センサー類
・加速度センサー
・近接センサー
・e-compass
priori2特設サイト |freetel(フリーテル)
https://www.freetel.jp/eshop/lp/priori2.html
freetel priori2 マットブラック FT142A-PR2-BK 10152円→9480円
freetel priori2 パールホワイト FT142A-PR2-WH 10152円→9480円
covia FLEAZ F4
この中で一番安い8640円という価格ながら
CPU4コア RAM1GBとツボを抑えている仕様になっています。
ただ、画面解像度が増えたことやCPUクロックが他より低いなどの影響から
Antutuのスコアが低いようです。
covia FLEAZ F4の特徴
CPU Broadcom BCM23550 CortexA7*4コア 1.2GHz
(Antutu 10800)
RAM 1GB/ROM 8GB
OS Android4.4
4.5インチ液晶(IPS)960×540
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 30万画素
(パンフォーカス)
バッテリー容量 1800mAh(交換可能 公式ストアで1980円)
Bluetooth 4.0
対応SIM 標準SIM*1スロット MicroSIM*1スロット
テザリング 対応
microSD カード×1(SDHC 対応)
LED通知ランプなし
センサー類
・A-GPS/GPS/GLONASS/QZSS
(準天頂衛星)対応
Android4.4(KitKat)搭載SIMフリースマートフォン FLEAZ F4 | covia
http://www.fleaz-mobile.com/f4/
タイムセール!SIMフリースマートフォン FLEAZ F4 【送料無料】8640円
今後、一万円というこのクラスの品質が上がれば
中古でさえキャリアのスマホを使うことに
メリットを感じられないようになることは明らかで
今後も国内スマホメーカーの厳しい現状は変わらず
国内メーカーどころか韓国や中国のメーカーの中でも
撤退する所が増えてくることでしょう。