貧乏人は麦を食え。年収200万円時代を生きる方法。-bobcoffeeの麦食指南

年収200万以下の人に送る、それ以上の人は行わないでください。(健康に関することは除く)

底辺校に入学した時点で3年間勉強しまくってもいい大学に入るのは難しいんじゃないかな。

高校3年間たった3年間だけ勉強しまくれば後40年間楽に暮らせるという事実 | ライフハックちゃんねる弐式
http://lifehack2ch.livedoor.biz/archives/51574831.html

を読んで思ったこと。

 

大前提として年功序列でもない正社員も首切られるどころか

会社ごと無くなりかねない現状の日本で楽できるというのは無いでしょう。

 

高校3年間だけ勉強しまくれば

の前提として底辺校だとかなり困難だと思われます。

 

底辺校に入った時点で多くの人の学力が小学校3年程度しか無いから

学校のカリキュラムは高校を卒業と認められる最低限の授業で構成されてて

授業の大部分が小学中学の復習程度から入るので

 

まず、受験科目のほぼ全てを独学でこなさなければいけません。

もちろん通常の授業を受けつつなので

進学校とはスタート地点から相当離された状況にあると言えるでしょう。

 

あとは環境ですね。

底辺校は目標意識が無い人間の集まりですから

当たり前のように学校が荒れます。

 

そのような状況ではただでさえ薄い授業内容も

まともに授業を受けることは困難になります。

 

次に家庭環境

底辺校に子供を入れる親は最低限高校は出てくれという感じの人が多いので

教育にも関心が薄い傾向にあります。

 

金銭的にも貧困層が多いので

塾代や参考書代も出すことが難しいでしょう。

そうなると自分でバイトなどをしなければいけなくなります。

むしろバイトが必須で生活費を入れろという家庭もありますね。

 

その結果、学業に割ける時間が減りますから

ますます良い環境で生まれた人とは差が生まれます。

 

そしてもし良い大学に受かったとしましょう。

 

当然、仕送りはもらえませんから

教育ローンや返済が必要な奨学金を目一杯借りることになりますね。

それでも足りなければバイトをしなければいけません。

 

バイトをすれば学業に割ける時間は減りますから

授業もわからない所が出てきます。

 

分からない所を埋める為に自習が必要ですが

バイトしないと大学には居れません。

 

結果、分からない事が増え続け

休学退学に追い込まれて借金は残る。

 

大学における退学・ひきこもり・不登校 / 井出草平 / 社会学 | SYNODOS -シノドス-
http://synodos.jp/society/7731

 

順調に卒業したとしても多額の借金は残りますから

その返済で結婚は遅くなるでしょう。

 

また借金が数百万単位であれば行動も消極的になりがちなので

普通の人がお金で得られる経験が出来ない人も出てくるでしょう。

 

例えば海外旅行や交際費などですね。

 

若い時にすべき経験が出来ないことは後々の人生に影響を与えます。

交友関係が広がらなかったりコミュニケーション能力が

人より劣る事にも繋がりかねません。

 

子供は社会を映す鏡ともいいますが

もっとも効率のいい投資である教育に税金をつぎ込まなかった結果が

少子化晩婚化であれば、それが日本を映し出す鏡なのです。