貧乏人は麦を食え。年収200万円時代を生きる方法。-bobcoffeeの麦食指南

年収200万以下の人に送る、それ以上の人は行わないでください。(健康に関することは除く)

「ホームレス生活に移行するためにしたことを大体書く」の問題点

ホームレス生活に移行するためにしたことを大体書く
http://mtane0412.com/shift-to-homeless/

について。

 

この記事の問題点について指摘していきましょう。

 

1)住所

住所がなければ契約ができませんから

クレジットカードも作れませんし、

常時接続可能なネット回線を持つことも不可能に近いです。

 

ネットカフェがあるという方もいるかもしれませんが

都内では身分証明書の提示が必要となります。

当然、元記事にあったコワーキングスペースやレンタルオフィスも借りられません。

 

2)衛生上の問題

シャワーはフィットネスクラブのものを使うと書いていますが

シュラフを衛生的に保つにはどうするか、

いつもきれいで清潔な服を確保するにはどうするか、

という問題があります。

 

コインランドリーを使うにしても

一時間ぐらい掛かるわけでその間張り付いているのでしょうか?

 

元記事では手洗いとなっていますが

洗って干してという時間効率や天気に問題が発生します。

>基本的に洗濯物は夏の間は

と書かれているように4月から10月頃の晴れた日という

限られた期間しか出来ないと思います。

 

3)荷物の問題

どんなに荷物を減らしても最低限の着るものなどは必要になってくるわけで

常に持ち歩くとなると体力的にも厳しくなってくるので

月額制の貸しロッカーの契約を迫られる事になるでしょう。

 

4)寝る場所の確保

過去にも事件になっていますが

ホームレスへの暴行事件が何度も起きています。

公園や河川沿いに泊まるとしてもセキュリティは皆無と言っていいでしょう。

 

つまりホームレス生活とは気の休まる場所がないということを意味します。

 

 

個人的にはこれらの問題を解決して最も効率的に出来るのは

ホームレスではなくシェアハウスだと思うわけです。

 

そのことについてはこちらでも触れています。

貧乏人は失敗が出来ない。
http://bobcoffee.0012.org/entry/2013/10/03/154949

 

ホームレス生活とは時間の有効利用や安全性など

人生におけるコストを増大させるという部分が抜け落ちているということになります。

 

正直、場所に縛られないなら

家賃月2万円程度で借りられる所に住んだ方は

精神的にも肉体的にも良いと思いますね。

 

関連

貧乏人の一人暮らし 新生活で必要な生活用品は5万円で収まるか?
http://bobcoffee.0012.org/entry/2013/10/02/201314

 

追記)

住所がない場合は納税の問題も発生します。

 

少なくとも越年でホームレスを行うことは

経済的も社会的にも世の中との断絶を意味することになりますから

後々の不利益を考えたら止めておいた方がいいでしょう。