初心者でもわかる!?パソコンの選び方。
迷う。プログラム開発用のノートパソコンでSSD搭載マシンを作るべきか(-_-;) - マネー報道 MoneyReport
http://moneyreport.hatenablog.com/entry/2015/02/16/123935
について。
最初にノートパソコンで4コアを選ぶには
Corei7の型番にQ(クアッド=4コア)が入っているものを選ぶしかありません。
CPU比較 | Intel Core i5(モバイル向け)
http://cpu.pc-users.net/intel/core_i5_mb.html
CPU比較 | Intel Core i7 (モバイル向け)
http://cpu.pc-users.net/intel/core_i7_mb.html
ですから、最低でも8万円は掛かるということになりますね。
価格.com - ノートパソコン スペック検索・性能比較
http://kakaku.com/specsearch/0020/
こちらでCPUをCorei7、CPUコア数を4コアとして検索
元の記事で
デスクトップパソコン
ノートパソコン
一体型
といろいろ出していますが
まず、一体型は論外です。
拡張性はノートパソコン並みに低く、
故障したら自分で直すことも困難です。
昔、一体型のVAIOが流行りましたが
デスクトップ向けPentium4を使用していたことで
発熱が筺体サイズに合わずに故障率が高かったそうです。
当時なんであんなものが売れるんだ?と思っていました。
CPUは大雑把に分けてモバイル向けとデスクトップ向けがあるのですが、
一体型はモバイル向けのCPUが使われているので
ノートパソコンと差がありません。
また、一体型は
デスクトップパソコン、ノートパソコンより出荷台数が少ないので
他の2つに比べて高くなります。
次にデスクトップパソコン(タワー型)ですが
筺体サイズが大きいので
拡張性が確保できる=主に3Dで高性能を求める場合のビデオカードの増設
と冷却に余裕ができるので故障率が減ることに繋がる。
また冷却に余裕がある分、発熱の大きいハイエンドCPUの搭載ができる。
最後にノートパソコンですが
筺体サイズが小さいので一番発熱に厳しいです。
3D性能に関わるビデオカードの後から拡張することは無理に近いので
もし3D性能を求めるなら購入時に
3D性能が高いグラフィックチップが搭載された状態のものを買うしかないですが、
グラフィックチップを標準のものに追加して搭載することになるので
発熱は増して故障の原因に繋がります。
CPUの性能について
ノート(モバイル)用CPUをベンチマークで性能比較>パソコン:最新のパソコンを価格やスペックで比較し購入するなら
http://www11.plala.or.jp/hikaku/pc/benchmark/cpu-n.html
CPUをベンチマークで性能比較>パソコン:最新のパソコンを価格やスペックで比較し購入するなら
http://www11.plala.or.jp/hikaku/pc/benchmark/cpu.html
ベンチマーク値(PassMark)をみると9000程度あれば
デスクトップ向けCPUとほぼ同じ程度性能としては出るみたいですね。
CPUの発熱について
パソコンはCPUなどのTDPを元のに
筺体サイズや冷却装置の有無を決めて作られています。
TDP(熱設計電力)
熱設計電力 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E8%A8%AD%E8%A8%88%E9%9B%BB%E5%8A%9B
ただ、前に出した一体型パソコンの例でもそうですが
筺体や冷却装置に合わないTDPが高いCPUが使われるケースもあるので
レビューが一切無いようなパソコンを買う場合には
消費者として知っておかないと
熱かったり煩かったり壊れやすいといったものを買うことになります。
熱と静音性の目安(予想)
液晶 MAX 静音 ファンレス
17インチ 45W 25W 12.5W
15インチ 35W 18W 9W
12インチ 25W 12W 6W
10インチ 18W 9W 4.5W
8インチ 12W 6W 3W
6インチ 9W 4.5W 2.5W
当時のノートパソコンとゲーム機の傾向から出したもの。
2013-03-31 - bobcoffeeがあまりにも酷すぎる件について
http://d.hatena.ne.jp/bobcoffee/20130331
当時のノートパソコンはCPU以外の発熱(チップセットなど)が
結構凄かったので冷却装置がある場合は1ランク上の数値でも
熱くはなるでしょうが何とか動くでしょう。
CPU比較 | Intel Core i7 (モバイル向け)
http://cpu.pc-users.net/intel/core_i7_mb.html
どのサイズのノートパソコンに
どれだけ発熱するCPUを積むかという基準は
Appleのノートパソコンを見るとわかりやすいですね。
MacbookAirにはTDP15WのCore i5 4260U
MacBook Pro15インチモデルにはTDP47WのCore-i7-4770HQ
が搭載されています。
MacBook Air - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/MacBook_Air
MacBook Pro - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/MacBook_Pro
どうしてもCPUが4コアでなければいけないのなら
発熱と価格を考えると
HaswellのCore-i7-4710MQ近辺CPUを積んだもの
Ivy BridgeのCorei7-3612QMか3632QM近辺を積んだ物を選んだらどうでしょうか。
もちろんメモリは最大限積んでSSDに交換することをおすすめします。
新品なら最低でも11万円(HaswellのCore-i7-4710MQ近辺CPUを積んだもの)
本体8万円+メモリ2万円+SSD1万円で11万円
価格.com - ノートパソコン スペック検索・性能比較
http://kakaku.com/specsearch/0020/
こちらでCPUをCorei7、CPUコア数を4コアとして検索
中古でIvy BridgeのCorei7-3612QMか3632QM近辺を積んだ物なら
ヤフオクで5万円から+メモリ2万円SSD1万円で8万円
ヤフオク! - 「3632QM」の落札相場 - 新品、中古品(終了分)
http://closedsearch.auctions.yahoo.co.jp/closedsearch?p=3632QM&aq=-1&oq=&x=32&y=27&ei=UTF-8&tab_ex=commerce&auccat=0&slider=0
これくらいは掛かるでしょうね。