貧乏人は麦を食え。年収200万円時代を生きる方法。-bobcoffeeの麦食指南

年収200万以下の人に送る、それ以上の人は行わないでください。(健康に関することは除く)

それどこ大賞はなぜ失敗したのか。

それどこ大賞「買い物」
それどこ大賞「買い物」バナー

 ↑これの話。

 

 

それどこ大賞とは

楽天オウンドメディア「それどこ」が開催した

買い物に関した記事を募集した大会です。

 

「買い物」をテーマにブログを書いて30万円! それどこ大賞、10月26日まで大募集! - それどこ
http://srdk.rakuten.jp/entry/soredokoawards2016

楽天オウンドメディア「それどこ」について
日々の生活から切り離せない「買い物」。実店舗に足を運んだり、家にいながらネットで買い物をしたり、皆さん何かしら毎日買い物をしているのではないでしょうか。

さて、皆さんにとって「いい買い物」とは何ですか?

「生活が向上した」「これまでにない体験や知識を得られた」「日々の楽しみが増えた」など、きっと人により考え方はさまざまだと思います。楽天のオウンドメディア「それ どこで買ったの?」では、そんな一人ひとりの楽しい買い物体験を発信していきたいという思いから、ブロガーさんの買い物に着目した記事をお届けしてきました。10人のブロガーがいれば10人の買い物がある。他では読めない買い物コンテンツでにぎわっています。

そんな中、サイトオープンから1年半が経ったことを機に、サイト名を「それどこ」にリニューアルすることにしました。

どこで買ったのかだけでなく、「それ どこが楽しいの?」「それ どこがスゴイの?」「それ どこで見つけたの!?」など、買い物を通して得た驚きや感動、揺さぶられた物欲をもっともっと多くの人と共有していきたい! そんな決意を込めています。

これまでも素晴らしい書き手の皆さまとメディアを創り上げてきましたが、この「それどこ大賞」をきっかけに、より幅広いコンテンツを発信していきたいと考えています。イラスト、漫画、さらには動画など、さまざまなコンテンツで「それどこ」を盛り上げてください!

 

この【それどこ大賞】ですが

見事なまでにネット上で評判にならなかったのです。

 

ハッシュタグ #それどこ大賞
https://twitter.com/hashtag/%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A9%E3%81%93%E5%A4%A7%E8%B3%9E?f=tweets&vertical=default&src=hash

 

Twitterのハッシュタグ  #それどこ大賞

で検索しても16件しかつぶやきがありませんでしたし

その16件のうち12件がはてなブログ公式tweetという盛り上がらなさ

 

それどこ大賞は

大賞  30万円

優秀賞 5万円×2名と

賞金商品だけで50万円近く掛かってるわけですから

もっと多くの反応があってしかるべきです。

 

一方、ボールペンとミニノートには

今現在で約10日で957件の記事投稿が発生しています。

 

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary

 

ボールペンとノートなんて高くても1000~3000円程度のものでしょう、

第一弾第二弾合わせて20名 3000×20=6万円程度でしょうか。

それなのにこれだけの差が発生するということは仕組みがマズかったということになります。

 

 

それどこ大賞の問題点

1)目的が不鮮明

書き手としての技術が優れたライターを発掘するための大会なのか、

楽天オウンドメディア「それどこ」をより多くの人に知ってもらい

購入の喜びとともに楽天でもっと買ってもらいたいということなのか、

何が目的なのか何を目指しているのかいまいちピンときませんでした。

 

2)お手本のレベルが高すぎ問題

審査員もプロライターですが

お手本もプロライターのヨッピーさんが書かれていますね。

 

瞑想ってほんとに効果があるの? ヨッピーが「それどこ大賞」のために入門書を買ってあっちこっちで試してみた - それどこ
http://srdk.rakuten.jp/entry/2016/09/29/110100

 

この記事は

はてなブックマーク 1278ブックマークと爆発的に伸びましたが

結果としてこれを超えなきゃいけないという意識を植え付けて

ハードルが上がったことは否めないでしょう。

 

小学校の野球でメジャーリーガーが全力で投げているようなものです。

 

3)それどこ大賞に投稿された記事がわからない問題

審査は審査員が行う仕組みのようですが

それどこ大賞への投稿記事をユーザーが見られる仕組みでないと

それどこ大賞についての知名度を広げる機会が失われる

→投稿数の減少、応募記事のレベルの低下に繋がります。

 

今回の場合はどうだったでしょうか?

 

「買い物」をテーマにブログを書いて30万円! それどこ大賞、10月26日まで大募集! - それどこ
http://srdk.rakuten.jp/entry/soredokoawards2016

→それどこ大賞の募集ページには投稿記事一覧がありませんでした。

これでは拡散もされません、非常にマズイ作りですね。

 

検索してみた所、

実ははてなブログ公式側では投稿記事一覧が載っていました。

 

ブログを書いて30万円! それどこ大賞「買い物」 - はてなブログ
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/soredokoawards2016

→投稿件数615 約30日

 

なぜ今までそれどこ大賞への投稿一覧がないと思っていたかというと

 

それどこ大賞側の募集ページ→はてなブックマーク数 154件

はてなブログ側の募集ページ→はてなブックマーク数 0件

 

とそれどこ大賞の投稿記事一覧が見れるサイトが

はてなブックマークの新着にも上がっておらず、

 

はてなブログのお題の部分でも

それどこ大賞の募集ページにリンクが貼られていたので

はてなブックマーク側に載っていたそれどこ大賞投稿記事一覧は

今回この記事を書くまで気づきませんでした。

 

 

2013年に行われた同様のキャンペーン

「セツヤククエスト」ではちゃんと専用ページが作られていたので

投稿記事を確認しやすかったので今回は酷いという他ありません。

 

関連

私のマネー術「セツヤクエスト
ライフネット生命×マネーフォワード×はてな 節約の旅「セツヤクエスト」に参加中!!
http://htn.to/MEB6Fi

 

SETSUYAQUEST セツヤクエスト 〜節約の冒険者たち〜| ライフネット生命×マネーフォワード×はてな
http://partner.hatena.ne.jp/setsuyaquest

 

 

それどこ大賞に関しては

はてなブックマークで「それどこ大賞」というカテゴリーを作るとか

投稿記事一覧が見られる仕組みをわかりやすく告知していれば

もっと多くの人がそれどこ大賞に気づいてくれて

もっと良質な記事と購入体験を投稿してそして拡散してくれたのではないかと

非常にもったいない形になってしまったなと感じる所ではありますね。

 

次回、同じようなキャンペーンや大会大賞が行われることがありましたら

問題点を精査してより多くの参加者が集まるような仕組みを考えていただければと思います。